非番の警察官は即時撤退!非番日のおススメの過ごし方

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即時撤退は正義!非番日のおすすめな過ごし方
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昼夜問わず対応してくれている人がいる。こんなありがたいことってないですよね。

救急、消防、警察…等々、夜間でも対応してくれる機関はたくさんあります。

ただ、この夜勤。

りりれば

勤務している側からしたら、相当キビシイんですよ。

体制が薄い、本来寝ている時間に寝られないっていう状態なので、ちょっと想像しただけでもかなりきついことはわかりますよね。

当然、警察官であれば、決して避けては通れません。

ここで、警察官の皆さんに質問です。

非番、きちんと帰っていますか?

警察官って、どうしても仕事を優先せざるを得ない場面もあるから非番がなかなか帰れないって方も多いのではないでしょうか。

  • 夜に限って事件が発生する
  • 事案対応していたら、仮眠時間が取れなかった

こんなことは日常茶飯事ですよね。それなのに、

夜間勤務した後でも仕事が終わらなくて帰れずに、気付いたら丸二日働いている…

なんて経験をしたことのある人は1人2人ではないはず。

今回は、

・非番の警察官はすぐに職場から撤退するべき理由
・非番のおススメの過ごし方

についてお話しします。

体は資本です。

この記事を読んで、非番を有意義に過ごす習慣を身に付けていきましょう!

目次

そもそも非番って何?

そもそも非番って何?

現職の警察官以外は、非番ってあまりなじみのない言葉。

まずはざっくり警察官の勤務体制について。

警察官の勤務体制

毎日勤務

平日 8時30分から17時15分まで
   プラス当直勤務
(例)警察本部や警察署内での勤務
   刑事課、交通課等

開庁している時間帯での勤務です。県警の規模にもよりますが、たいていの場合、6日に1回当直勤務があります。中には、当直の間隔が7日、8日あく部署も。

いずれにしても、署内や警察本部をまったく空にして閉庁するってことはありえないので、どこの部署にいても必ず当直の勤務はあります。

当直がある場合、翌日の勤務を前倒しでやるっていうちょっとよくわからない理論の下、当直勤務が設定されています。

当直勤務の翌日が平日の場合
8:30~翌12:15
約28時間の勤務(仮眠アリ)

当直勤務の翌日が閉庁日の場合
8:30~翌8:30
約24時間の勤務(仮眠アリ)

多少の誤差はあれ、どこの県警でも同じような感じになっていると思います。

これは、仮眠時間を含んでの勤務時間。

りりれば

勤務時間の計算を何回聞いても、自分には理解ができませんでした。

仮眠時間があるからって、拘束時間に変わりないんだし、勤務時間なんだからすぐ帰らせてくれればいいのに…なんて思ったり。

でも、忙しい所属の場合、仮眠ナシパターンになることはわりと日常茶飯事。     

三交替制

当番、非番、週休日の3日で1セット勤務
8:30~翌8:30
(例)警察署では交番、留置管理課など
   自動車警ら隊などの本部執行隊等   

警視庁は四交替制ってのもあります。事案、人員が多い分、一人一人の負担は少なめなのかな。

りりれば

四交替制は人がいないとできないので、人的に余裕のある警視庁しかできないのかも。

勤務体制を見たら、夜勤の日は午後から出勤なので、少し体力に余力ができそう。どの県警も四交替ができるくらいの人員が欲しいところ。

勤務後に交替をするため、残務処理があるので、ぴったりに8時30分に上がれるわけではありません。

切符の提出や引継ぎ、事案の書類整理などを済ませてから上がります。効率よく仕事する人は当番中に書類を作成できている人も。

書類作成能力があると、書類を瞬時に終わらせることができるので、これから警察官になろうとしている人は、書類作成能力を磨いていきましょう。

非番の午前中は金曜の夜並みの解放感

三交替制勤務(交番勤務)の場合、当番日は月曜日、非番日は金曜日の夜、週休日は日曜日と置き換えると一番わかりやすいでしょうか。

りりれば

金曜から日曜に一気に行くのを3日で経験する感覚です。

当然、週休日の夜は憂鬱になります。

内勤と呼ばれる刑事課、交通課などは当直中に事件や事故があればその対応をするため、そのまま引き続き勤務するのが常態化しているのも現実。

非番は、まず家に帰るべき理由

非番は、まず家に帰るべき理由

こんな勤務状況だと、疲れているのに帰れない状況がほとんどなのかとがっかりしますが、最近では、少しずつ変化してきているようではあります。

とはいえ。

昔ながらの風習が根強いのも事実。非番に帰らないで仕事をしているのが『美』とする場面も。

ただ、これ、もう辞めませんか?

非番はちゃんと家に帰るべきだと思うんですよね。

理由1 単純に、危ない

帰り道、危険です。

都内なら車通勤ってことはあまりないかもしれないけど、意外に多いのが車通勤。

非常招集があったり、夜間の配置があったりすると、電車での通勤が億劫で、車通勤を選ぶ人も多いんですよね。

電車の時間を気にすることなく勤務できるので、通勤手当が大して出ないのに、車で通勤している人は結構いるんです。

だからこそ、非番は帰りましょう。

りりれば

特に非番明けの帰りはほんとに危ないです!

非番の運転ってホントに怖いんです。

駅からかなり離れた署に配属されたとき、最初車通勤していたけど、非番の運転が怖くて駅から歩く方を選択しました。

当時所属していた課は当直と言っても、事件の対応をするわけではないので仮眠も少しは取れているはずなのに。

あまりの眠さに帰りコンビニで少し寝てからじゃないと危なくて帰れなかったんですよね。怖すぎたので、時間はかかるけど電車に変えました。

それくらい判断力鈍っているのに、まさか非番で職務執行しようとしてませんよね?

りりれば

まずは、早く家に帰って休むことが最優先です。

理由2 効率が悪い

眠い頭で考えていても、仕事は進みません。効率が悪いんです。

りりれば

朝方に入った事件で、仮眠を取らずに調書を取ったとき、全然まとまらなくて焦ってしまいました。

本来なら、元気な人が調書を取った方が効率よく進められると思うものですが、警察謎のルール『当直責任』。

事件を受けた以上その当直で対応するっていうのがキホンなんですよね。だから、当直中の事案はその当直で対応しなければならない。

でもこれって、厄介な事件を受けてしまったら、まず帰ることなんてできませんよね。

当直ってあくまでも初動なんだから、あとは組織で対応したほうがずっと効率いいと思うんですよ。

りりれば

シャキッとしている人が調書取った方が被害者の負担も減ると思うんですが…。

病院の当直の先生も明けは帰っちゃうし、消防隊員も非番帰っちゃうから、聴取漏れあると次の勤務まで待たないといけない。

っていうより、これが正解なんだと思います。

病院の先生だって、消防士だって、ちゃんと引き継いで帰ってますよね。

なんで警察官はダメなの?

被害者感情、被疑者の気持ちの問題もあるけど、夜間は夜間で、補完していると考えれば、事件はすんなり引き継ぎたいところ。

警察官も夜勤の考え方は改めたほうがいいのではないかと思いますね。

理由3 次の日のパフォーマンスに影響

非番の疲れは、結構引きずるんです。

というより、引きずるようになっちゃうんです。

りりれば

若い時は何とかなるけど、年をとってくると明けの疲れが抜けない…。

非番でそのまま仕事に突入しなきゃいけない場面もある。

本部勤務の時は体制が取れているので上がることもできたけど、それでも非番の翌日がきつい

30後半になってその事実に気付く。

明けの次の日が辛くない?ってずっと思ってました

月曜日が当直で、火曜日明けでも、水曜日は休みではないんです。当然、水曜日は出勤しますよね。

年を重ねてくると、この水曜日に疲れが残っているんです。

ってことは、非番は早く帰らなければ、水曜日のパフォーマンスに影響することに。

非番おススメの過ごし方

非番おススメの過ごし方

非番で書類が終わらなくて署内の机で寝落ちしてしまっている…

なんてこと、してませんか?

非番は精神的にも肉体的にもかなり疲れがたまっています。

そんな非番はこんな過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。

まずは職場から一刻も早く立ち去る

メリハリをつけることが一番大事です。

仕事が残っているからと言って職場でちょっと仮眠取って仕事戻る…なんてやってたら、いつまでたっても仕事は終わりません。

仕事の優先順位をしっかりつけて、翌日出来ることは翌日に回す。

逮捕事案なんかあるとどうしても対応しなければならないけど、最低限のことだけしっかりやって、後は帰る。

これは、上位階級の人がちゃんと指示しないといけないこと。

働いていない頭をつかっても単なる時間の無駄です。まずは、職場から一刻も早く立ち去りましょう

りりれば

切り替えはすごく大事ですよ!

リラックスタイムを取る

非番って思っている以上にダメージがすごいんですよ。

だから、サウナやジムは極力避けてください。非番で時間ができると、ついリフレッシュしたくもなる気持ちもわかります。

そもそも、夜勤で体を痛めつけているのに、さらにサウナやジムで体に負荷を与えると逆効果。

非番は体のダメージを少なくすることに意識を置きましょう。

できれば、自宅でゆっくりすることをお勧めします。

寝すぎない程度に軽く横になったり、自宅で湯船につかったり。

安心できる場所で、リラックスタイムを満喫しちゃいましょう!

頭の中から仕事を分離する

いつでも心に制服を…ってのが警察官の常識。

ですが、非番日は仕事から離れましょう。

非番日に体を少し休めた後、自宅で自己啓発なんてのが、一番のおススメの過ごし方。

読書や趣味の時間
何も考えずに配信サービスを見る
マンガを読む

若いうちは非番でも元気なんだけど、後々体に負担が来るので、まずはリラックスタイム最優先してみましょう。

りりれば

韓国ドラマを思う存分見ちゃうなんてのも、いいですね。

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私の一番のおススメの過ごし方は何と言ってもスキルアップ。

できれば、非番の有意義な時間をリスキリングに使うなんてことができれば、一歩先行く警察官になれるかもしれません。

こちらの記事もぜひご覧ください。


非番では避けたほうがよいこと

非番では避けた方がよいこと

思わずやってしまいがちですが、非番日には避けておいた方がよいこともあります。

爆睡

非番で寝るときに注意したいことナンバー1です。爆睡。

三交替制だと、翌日休みだからついやってしまいがち。疲れすぎると翌日の昼まで寝ちゃうことも。

内勤だと翌日も仕事だから起きなきゃだけど、せっかくの貴重な非番を寝だめに使ってしまうと余計に疲れてしまいます。

それこそ、自宅で仮眠を取るくらいの感覚で休むことをお勧めします。

りりれば

90分のサイクルで睡眠を取ると、リズムを戻しやすいですよ。

睡眠の方法についてはこちらにまとめてますので、こちらの記事もどうぞ。

非番の手伝いは悪習慣

刑事になりたい人は、刑事課に手伝いにいったほうがいいって記事も書いたけど、ほんとは良くないんです。

実はこれ、悪習慣。警察の悪い習慣です。

確かに、いまだに昭和な働き方をしている人が多いし、非番なのに手伝いに来てくれると感動してしまう自分がいたのも事実。

『やる気あるな』って思ってもらえるけど、非番で頑張って、本来の業務で疲れていたら元も子もありません。

パフォーマンスに影響するような働き方は慎んだほうがいいでしょう。

まずは、自分が今置かれている職場でしっかり結果を出していくことが何よりも大事です。

飲み会やパチンコはどう?

趣味がないと非番で言ってしまう人が多いパチンコ。リラックスすることとは、正反対の行為。

うるさくて覚醒しちゃって、余計に疲れてしまいます。

また、非番にお酒を飲みに行くのも、できれば避けた方がいいです。

『非番は金曜の夜みたいだ』って先ほどお話ししましたが、行きやすいけど、酒に飲まれやすいんですよ。なぜなら、思っている以上に体のダメージが大きいから。

交番勤務の時、同じ部の同期と非番の度に飲みに行っていたけど、酒に飲まれ、何度失敗したことか…。

非番の体はデリケートなもんです。極力刺激からは遠ざけましょう。

非番の警察官は即時撤退!非番日のおススメの過ごし方 まとめ

非番の警察官は即時撤退!非番日のおススメの過ごし方まとめ

体を壊してしまったら、元も子もありません。

警察官は真面目な人が多くて、皆が仕事しているときに後ろめたい思いをする人もかなり多くいます。

でも、夜間の勤務を乗り越えたのであれば、【あとは体制がしっかりしている昼の部に引き継ぐ】っていう感覚をもう少し持って行かないと、後に続く警察官が潰れてしまいます。

ここらへんでちょっと、非番の働き方、考えてみませんか?

非番は早く離脱して、自分のために有意義な時間を過ごしましょう。

少し意識するだけで、働き方はだいぶ変わるはずです。
空いた時間で、ぜひ、資産運用についても勉強してみましょう!

即時撤退は正義!非番日のおすすめな過ごし方

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