公務員は辞めてはいけない?後悔しないためにしておくこと3選

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退職する前にやっておくこと
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こんにちは、りりればです。

・せっかく公務員になったけど辞めたい。
・本当はもっと他にやりたいことがあるかもしれない。
・皆がんばっているのに私だけ逃げるなんて卑怯なんじゃないか。

こんな風に思っている人はいませんか?

誰かに相談しようと思っても、

・安定してるのになんで辞めるの?
・キャリア捨てるなんてもったいない!

って言われるんだろうな~と思っていたらなかなか相談だってできないですよね。

りりれば

私も同期にすら相談できませんでした。

社会人であれば、『仕事辞めたい』と思ったことのない人はいないでしょう。
とはいえ、誰にも相談できずに悩んでいる方も多いかと思います。

今回は、辞めたいという気持ちが大きくなってきて不安になってしまっている方向けに

辞めたいと思ってしまうポイント
辞める前にやっておくべきこと3選

をお伝えします。

ぜひ、最後までご覧ください。

目次

公務員の魅力って何?

私は辞めた立場ですが、公務員という職業自体は絶対になくしてはいけない職業だと思っています。

公務員という職業がなくなれば、困るのは私たち自身です。

先生がいなければ、学校は回りませんし、救急隊がいなければ命を守ってもらえません。
警察官がいないと治安を守れないですよね。

公務員という職業は本当に私たちの身近にいてくれる心強い存在なんです。

もちろん、魅力だってたくさんあります。

やりがいがある

公務員の魅力は何と言ってもこれではないでしょうか。
色々意見はあると思いますが、私としてはやりがいが一番なんじゃないかと思うんですよね。

だって、民間企業では決して経験できない経験ができるんですから。

教師、消防士、救急隊、検察官、警察官、市役所職員、国家公務員…等々

教師にならなければ学校の先生としての経験はできません。
警察官にならなければ犯人を逮捕したり、交通の取り締まりはできません。

りりれば

損得抜きにして、目の前の困っている人を助けたりできるのって魅力的ですよね。

先生になりたい、消防士になりたいって仕事のイメージも付きやすいですし。
自分のやり方次第では充実した仕事をすることも可能なんです。

これって、魅力的だと思いませんか?

安定している

私の中ではやりがいが一番だと思っていますが、公務員といえば、安定も魅力のひとつです。

倒産することはないので、不祥事を起こさない限り、クビになることもありません。
ノルマに振り回されることもないですし、給料もきっちりもらえます。
(ノルマに関しては、あるところもありますが・・・。)

年2回のボーナスもしっかりいただけます。

福利厚生もしっかりしてますよね。産休や育休はずいぶん取りやすくはなりました。
安定しているっていうのは、公務員の最大の魅力ですよね。

社会的な信用がある

ローンを組む時に、公務員の力は最大限に発揮されます。
まず、住宅ローンで審査に落ちるという人はほとんどいないのではないでしょうか。

それだけ給料もしっかりもらえるから、”私”という”人間”に対する信頼というよりも、”公務員”という職業に対する信頼がしっかりしている証なんですよね。

シングルマザーでもローン組めましたから。

公務員、辞めたいなと思うとき

公務員、辞めたいなと思うとき

やりがいがある一方、搾取されやすい職業でもあるかな、と思っています。

職種にもよりますが、私生活よりも仕事を優先しなければならない場面が結構あるんですよね。

私が辞めようと思ったきっかけは、家族との時間が取れなかったから。立場が上になればなるほどその傾向は強くなります。

残業や急な呼び出しがある

公務員の宿命でもありますが、突発事案には当然残業や呼び出しは当然にあります。

災害や事件があれば当然仕事優先にはなりますよね。これは致し方ない部分でもあります。

残業ないんでしょ、というイメージもありますが、実は残業は結構あります。
残業代はもらえているのかもよくわからない、なかなかグレーな感じでした。

上司の意見は絶対

組織ですからね。

どれだけ昇進していったとしても、上には上がいるので。係長になったとしても、課長がいれば部長もいて…。

組織の人間としては上司の命令に基本的には逆らうことはできません。

それは民間企業でも変わりないとは思いますが、公務員に関しては徹底しています。
上の人が変わるたびにやり方も変わってくるのは正直きつかったですね。

考え方が古い

・上司が帰らないから帰れない
・仕事帰りの飲み会
・お茶出しは女性職員

私が退職する直前まで、こんなのは当たり前でした。ほんの3年前なのでまだそんなに変わってないのか。
自分のお茶くらい自分で入れてよと強く思ってましたが…。

なかなか変わらないものです。

コロナ禍で飲み会自体はなくなっていた時期に退職したのでいい時期に辞めたなとは思っていますが、付き合いでの飲み会。

りりれば

家のことやらないといけないからといって帰る人ってあまりいませんでした。

元いた職場は、残業代を稼ぐしか給料が増やせないこともあったので、効率悪い仕事をしている人も多々いました。

突発の対応とかあるんだから、早く帰れるときは帰ればいいのに、なかなか帰らないんですよね。

辞めると決めてよかったこと

私が公務員を辞めた一番の理由は、家族との時間が取れなくなってきていたから。

自分のやりたかった仕事ができて満足してしまったのもありますが。

その辺の話は、こちらにありますのでよかったら読んでみてください。

辞めると決めてよかったことは、

自分のできる仕事を最大限できたこと

辞めることを決めていたから、やり残しがないように、後悔しないように、自分にできる最大限の仕事をしつくしたこと。

後がないとわかっているからこそ、パフォーマンスも上がっていきましたね。

りりれば

これからまだ30年近く勤務しなければいけないと思いながら働くことはできませんでした。

いつかは定年で終わりが来ますが、退職すると決断してからは思い切りのいい仕事ができて、後悔することもなかったのは、ほんとによかったと思っています。

公務員を辞める前にやっておこう

公務員を辞める前にやっておこう

公務員を辞めると決めてからは、残業もしなくなったし、思い切った仕事をできるようになりました。

辞めると決心する前に、やっておいた方がよかったなと思っていることをお伝えします。

資産を作っておく

先立つものはお金です。公務員を辞めて一番の不安は安定した収入がなくなること。これにつきます。

副業ができない公務員ですから、資産形成だけはきちんとしておくことを強くお勧めします。いざ辞めることを決断したときに安心感がちがいます。

新築マイホームは買うな!?

声を大にして言いたいことが、『新築のマイホームは買うな』です。

公務員って、住宅ローンかなりの額借りられるんですよね。それこそ5千万くらいは余裕で借りられます。

でもちょっと待ってください。
そのマイホーム、本当に必要ですか?

新築を購入しがちなんですが、これは資産でもなんでもないんですよね。新築を買った時点で価値はどんどん下落します。限られた給料なので、ローンを支払うためだけに働かなければいけなくなります。

在宅勤務ができる可能性は限りなく低いです。
新築ははっきり言ってお勧めしません。
もしどうしてもというなら、中古の物件を購入してリフォーム。

職場でも周りは新築ばかりなので、新築の家を買うもんだと思っちゃうんですよね。

どうしても新築がいいという場合は止めませんが、新築をローンで買わなきゃよかったと後悔している一人の意見として聞いていただければ幸いです。

こちらの記事も参考にしてみてください。

資産運用をしよう

公務員は財形年金をやっている人もいるかもしれませんね。あれも、投資です。天引きで給料から引かれて運用してもらっているので。

でも、正直300万ちょっとを運用していてもそれほどの額にはなりません。

色々やり方はありますが、いきなり投資するのは怖いというひとは、NISAから始めてみることをお勧めします。

NISAって何?からの人が多いかもしれませんが、まだの人はぜひ勉強してみてください。公務員の資産運用について書いた記事です。

ぜひこちらもご覧ください。

税金・社会保険の仕組みを理解しておく

給料から引かれる税金、いくらか把握していますか?

実際、退職するまで税金や社会保険なんて全く意識していませんでした。年末調整で勝手にやってくれるから意識しないんですよね。

これは、本当に勉強しておいた方がいいです。

出典:両学長 リベラルアーツ大学

スキルを磨いておく

公務員である以上、職務に専念する義務があります。だから基本的には副業もできません。

ですので、在職中でも取得できるものをお伝えします。

簿記

公務員から転職しようと考えたとき、どうしても一般社会で通用するスキルが足りません。

私が全力でお勧めする資格は、簿記。3級を取得するだけでも全然違います。今は、YouTubeというコンテンツでしっかり勉強することができます。

簿記をしっかり理解しながら社会の仕組みまで説明してくれているふくしままさゆきさんの動画はかなりおすすめです。

私はこの動画とkindle本で簿記3級取得できました。全くの初心者でも取得できますし、万が一退職してもこの知識は非常に役立ちます。

ぜひ一度見ていただけばと思います。

読書

一番手っ取り早いのは、読書でしょう。知識は誰も奪うことのできない唯一の財産です。知らないことほど無力なものはありません。

仕事が忙しいからこそ、読書をするだけで人生が豊かになります。私が在職中に読んでよかった本をいくつかご紹介しますね。

公務員に限らず、お金に関する知識をつけておくのはこれからの時代マストといえるでしょう。

私はこの本を読んで正直価値観がガラッとかわりました。転職のきっかけにもなった本でもあります。
世界的にもベストセラーになっているのでぜひ読んでみてください。

タイトルは少し衝撃的ですが、人生について考えるきっかけになった本です。

時間がない方には聞く読書Audibleも活用するといいでしょう。

Audible

公務員は辞めてはいけない?後悔しないためにしておくこと3選 まとめ

公務員は辞めてはいけない?後悔しないためにしておくこと3選 まとめ

今や終身雇用が見直され、転職人口も増えてきています。

公務員だからといって一生公務員である必要はありません。

公務員の仕事は絶対になくなってはいけない仕事でもありますが、辞めたいなと思う時期は誰にでも来るものです。

いつでも辞められる準備をしておくだけで、仕事との向き合い方も違ってきます。

今、できることをやっておくことは決してマイナスになることはありません。生き方を見直すきっかけにもなればなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
公務員のリスキリングについて書いた記事です。

こちらもよろしければぜひご覧ください。

退職する前にやっておくこと

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