警察官を辞めたい…限界を迎える前に考えておきたい3つのこと

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警察官限界を迎える前に
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警察官であれば、絶対に一度は考えたことがあるはず。

警察官を辞めたい。

毎日の業務に追われ、ストレスが溜まってしまうと、つい『もう警察官辞めたいな…。』と思ってしまいますよね。
でも、辞めたとしても他にやる仕事が思いつかないし、家族がいたらやめるわけにもいかない…。

なかなか現実的に思えなくて、結局苦しくても頑張ってしまう。そんな毎日を過ごしているのではないでしょうか。

とはいえ、何があるのが分からないのが警察官っていう仕事。公安職は特に、そう。消防士や自衛官も同じ。

ればぞう

いつ仕事できなくなるかわからない、という危機感は持っていたほうがいいかも。

予期せぬことで退職や休職となってしまうこともありえるんですよね。

・不祥事を起こしてしまったら?
・業務上の大きなミスがあったら?
・ストレスにむしばまれたら?
・突然大きな病になってしまったら?

これ、大げさなことじゃなくて、結構身近にある話。

『え、あの人が辞めちゃったの??』なんてほんとによくありました。そんなこと言っている私もそうだったのかもしれませんけど…。

定年までしっかり働こうと思っていても、何があるのか人生のことは誰にもわかりません。

でもそれって、どんな職業であっても言えることですよね。

ればぞう

だからこそ、しっかり自分の仕事と向き合っておくことが必要なんです。


目次

いつ警察官を辞めても不思議ではない

いつ警察官を辞めても不思議ではない

頑健が取り柄の警察官だって、人間です。無理な勤務をしていたら、身も心もすり減って当然。

人の命に係わる仕事をしている人って、ほんとにストレスが溜まっちゃう。
適度に息抜きしないと、辞める選択をしなければならない状況になっても不思議なことではありません。

ればぞう

倒れる前に自覚しておきましょう。

不規則な勤務による体への負担

勤務自体が不規則。これは誰もが知る事実。

  • 三交替制勤務
  • 毎日勤務

が基本の勤務。毎日勤務は当直が入ってきますが、交替の時間になってすぐに上がれていますか?

最近、ワークライフバランスを取り入れ始めてはいますが、事件や事故があれば当然最優先自分の体なんか、後回し。

24時間の交替制であっても、交替時間間際に入れば対応しますよね。

ればぞう

まさか『交替の時間なんで行けません』なんて言えない!

たとえば、事故を起こしてしまったとき、警察官から『交替の時間なんで、交替するまで待ってもらえますか?』なんて言われたらどうでしょう。

『え?早く処理してよ』ってつい思っちゃいますよね。

だから、警察官は自分の体よりも事件や事故を優先してしまうんです。

そもそも、正義感の強い人が多い警察官。事件や事故が入るとアドレナリンでちゃったりして、自分が疲れていることすらわからない。っていうより、疲れていることをそもそも忘れてしまう。

負荷がかかっているのを無視していると、いきなり倒れるなんてことも。

ればぞう

が悲鳴を上げる前に、まずは負荷がかかっていることを自覚してください。

仕事内容のストレスから心への負担

勤務時間中、無線の音、怖いですよね。怖いの当たり前なんです。

人の命がかかっているんだから。

それだけじゃなくても、扱う事案がほんとに幅広いので、扱う事案ひとつひとつ丁寧に対応しないと、後々大変なことになったり。

ちょっとの見落としも許されないんです。

ましてや、対応するのはなかなかにクセのある人がほとんど。

  • 被疑者(犯罪者)
  • 酔っ払い
  • 精神的に不安定な人
  • 暴力団関係者   …等々

もし、単なる酔っ払いだと判断しても、実はけんかした後で頭にけがをしていたら…なんてことも普通にある。

ればぞう

クレームや苦情も当然のことながら、とても多い。

実は、話を聞いてるだけでかなりの労力を使っているんですよ。電話を切った後、『あ~…。疲れた…。』なんてこと、誰しも経験しているはず。

肉体的にも、精神的にも負担がかかっているんですよね。

職場環境の状態

正直に言います。かなりの体育会系の組織です。

でも、そうじゃないと乗り切れない部分もあるのも事実。事案対応で、きつく言わないと自分の部下や後輩が巻き込まれるなんてこともあるから。

仲良しクラブじゃ警察組織は回りません。当然、ピリピリした場面もあるし、そうじゃないと対応できないこともあるんです。

仲間意識が強いっていう面もあるんですが、その分、パワハラ的な側面もあります。

先輩から強く言われるのは、『自分のことを守ろうとしてくれているからだ』と思わないと、ちょっとやっていけませんよね。

ればぞう

ピリピリした空気で、現場が張り詰めることも。

仕方がないこととはいえ、地味にストレスになるのは確かです。


限界を迎える前に考えておくべき3つのこと

限界を迎える前に考えておくべき3つのこと

これだけストレスのかかる職場ですから、限界を迎えそうになるまえに、何かしら対策しておくことがとても大事。

そのために考えておくべきことを3つお伝えしますね。

①自分の強みを知る

まずは、自分のメンタルの強さを信じてあげましょう。そもそも、並外れた忍耐力は警察学校を卒業した時点である程度証明されています。

忍耐力に関しては、警察官であれば、誰もが持っているものであるといえるでしょう。

ればぞう

忍耐力プラスアルファを見つけることが大事です。

そこで思い出してほしいのが、面接試験。

採用試験や、昇任試験でやりますよね。自己分析。これをもっと深堀してみてください。

きっと、自分の強みが見つかるはず。たとえば、

・被疑者逮捕に向けて証拠を根気よく集めた → 粘り強さ

・受持ち管内で発生している空き巣事件に対して住民に知らせるシステムを構築した
→ 企画力、プレゼン力

ポイントは、仕事をする上でどんなことを重点的にやってきたのかってこと。

振り返ってみたら、すごいことやってきてるはずです。自分がどの所属で、どんな仕事をしてきているのかをまずは書き出してみましょう。

書き出してみるだけなんで、お金なんかかかりません。

  • 自己肯定感につながり、自信がつく
  • 転職を考えた際のアピールポイントにも
  • 昇任試験対策にもなる
  • 自分の頭の中がすっきりする

ちょっと上げただけでこれだけのメリットがあるんです。まずは騙されたと思って、書き出してみてください。

その時に役立つのが、バレットジャーナル。『それ、何?』と思ったら、こちらの記事を読んでみてください。

→ バレットジャーナルを始めてみよう!


②自分の資産がどれだけあるのか把握

万が一、退職や転職することになった場合、重要になってくるのが、資産。

ればぞう

天引きされているものも含め、全部書き出してみましょう。

チェックポイント
  • 財形年金
  • ゆとり年金
  • 全銀行の残高
  • iDeCoやNISAなどの証券口座
  • 学資保険

このほかにもあるかもしれませんが、まずはこれらも書き出してみてください。意外と貯まってるなって思えるかも。

もし、全然ない!と焦ったならそれはそれでチャンス。これから始まるNISAで運用していけばOKです。

→ 副業できない警察官はNISA運用を

ればぞう

あとは、退職金のチェック!

おそらく、どこの警察でも退職金を計算できるツールはネットに入っていると思います。(独自のやつですよ。)

今普通退職で辞めたとしたら、どれくらいもらえるのかをチェックしておくと、心に余裕ができます。

年数がウェイトを占めているので、なりたての人はあまりもらえないけど。

ればぞう

どれくらい資産があるのか知るだけで、気持ちに余裕ができるんですよね。

こちらの記事も参考にしてみてください。


③転職も視野に入れておく

転職を視野に入れたとき、一番言われること。それは、

警察官はつぶしがきかない。

そうなんですよ。これ。ほんと。

一般企業で使えるスキルがないんです。なぜなら、ずっと被疑者やクレームばかり対応しているから。

だからこそ、自分の強みを発見しておくことが大事なんですよね。

ましてや、転職活動って在職中はできません。中途半端なことってなかなかできないんですよね。

ただ、転職サイトに登録してみるってことはできますし、起業っていう道もあります。

ればぞう

何が言いたいのかっていうと、他にもできる仕事はあるんだってこと。

絶対に思いつめないでください。

ちょっとくじけそうになった時は…

ちょっとくじけそうになった時は

仕事が趣味って人も多い警察官。

でもそれだとかなり危険です。くじけそうになった時、気分転換の方法のヒントをお伝えしますね。

モチベーションを高めてみる

警察官であり続けたい、けど、ちょっと疲れてきちゃった…

こんなときは、モチベーションを高める方法がおススメ。警察官になろうかなと思ったときのことを思い出してみてください。

ちなみに、私は毎回くじけるたびに『踊る大捜査線』に頼っていました。ドラマの中ではよくできた警察ドラマなんじゃないかなと思います。

U-NEXTなら、全話見れちゃいます!まだ見たことないひとはこちらからどうぞ。

全く仕事に関係のない本を読む

新聞とかみても、つい他の県で起きた事件を見てしまったり、ニュースを見ていても事件ばかり追ってませんか?

これ、ついやってしまうんですよね。

休みたいときは、まったく仕事とは関係のない本を読んでみるのもおススメ。警察小説とかは避けてください。

もちろん、マンガでもいいですし、エッセイなんかもおススメ。気分転換なんだから、仕事からは思いっきり離れちゃいましょ。
トキメキが足りなければ、マンガで補給可能です。
こちらの記事も参考にしてみてください。

運動する

少しの運動は、ストレス解消にとても効果的。でも、いきなりがっつりやろうとしても、そんな気力も出ませんよね。

まずは、近くを散歩したり、一駅多く歩いたり。一駅遠くから歩くだけで、すっきりしますよ。

電車で通勤している方は、駅前にchokoZAPがあるはず。1日5分。トレーニングウェアに着替えなくてもできちゃう。

これを機に、運動習慣も身に付けられたら最高ですよね!

次点 旅行に行く

旅行に行くっていうのは、気分転換の最たるもの。ただ、ちょっと気を付けたいのは、次に仕事行くのが、心の底からきつくなる。

あまり現実逃避しすぎないように、注意してください。

ればぞう

綺麗な景色を見たらリフレッシュできるかもしれませんね。

警察官を辞めたい…限界を迎える前に考えておきたい3つのこと まとめ

警察官を辞めたい…限界を迎える前に考えておきたい3つのこと まとめ

ストレスの多い職場だからこそ、普段から自分自身のメンテナンスをしておくこと。

これ、とっても大事です。

いざ、限界迎えて辞めたい…ってなっても普段から準備しておけば気持ちに余裕がありますよね。

ストレスを抱えやすい警察官だから、いつ戦線を離脱するともかぎりません。

まずは、自分の体を普段からしっかりケアしていきましょう!

警察官限界を迎える前に

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • まさに今、この境地です
    クレーマー対応に疲れて、できない自分が悔しくて、こんなことで疲れて家のこと、子どものこと何もできなくなるのが嫌で、警部補昇任直後ですが、このまま病んでしまってまともな生活ができなくなるよりは、一般市民の生活の方がしたい、違う仕事も経験したいと思い、退職を真剣に考え始めました
    このブログに辿り着き、しっかり自分と向き合った上で退職を決めようと思いました
    このブログを作って頂きありがとうございます

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