刑事になるための最短ルート!刑事に向いてるのはどんな人?

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刑事になるための最短ルート
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こんにちは、ればぞうです。

刑事ってカッコいい。
刑事になりたい!

警察官を目指す人の中には、こんな風に思っている方、意外と多いのではないでしょうか。ドラマでもよく描かれているから、身近にも感じる職業ですし、どんな仕事なのかってイメージしやすいですよね。

でも、実際のところ、刑事の仕事は謎だらけ。

ぞうさん

刑事に憧れるけど、実際にはどんな人が刑事になれるの?

今回は、こんな疑問をお持ちの方に、どんな人が刑事に向いているのか、刑事を目指すにはどうしたらいいのかについてお答えしちゃいます!


目次

刑事と警察官の違い

刑事と警察官の違い

刑事ってなに?
そもそも警察官と何が違うの?

結構こういう疑問、持っちゃいますよね。

実際、私も警察官になるまではいまいちよくわかっていませんでした。

結論から言います。

刑事は警察組織の部署のひとつなんです。

刑事は警察組織の部署のひとつ

刑事は警察組織の部署のひとつ

この図を見てもらえばわかるとおり、あくまでも皆、警察官なんです。

警察官になって最初に配属されるのは地域課。地域課と言えば、交番のおまわりさんですよね。

事件事故があったとき、一番最初に対応するのが、この地域課なんです。あらゆるジャンルの事件を広く浅く扱います。

市民にとっては一番身近な存在と言えるでしょう。

会社でも、総務部や経理部があったり、営業部があったりしますよね。

それと同じで、警察官がそれぞれの部署に散っているってイメージです。

  • 半沢直樹だと、東京中央銀行の営業第二部。
  • 踊る大捜査線だと、湾岸署の刑事課。

餅は餅屋ってことわざのとおり、扱う事件がそれぞれ違うんです。

ればぞう

刑事は、刑事事件を扱う部署。

刑事事件だったら刑事課、少年事件だったら生活安全課、交通事故だったら交通課。

刑法犯であれば刑事課が扱うし、道路交通法違反は交通課。それぞれのプロが事件をしっかり扱うようなイメージです。

制服では捜査しにくい

街中で警察官の制服を見て、何も悪いことをしていないのに、はっとなったことはありませんか?

犬のおまわりさん
制服では捜査しにくい

悪いことしてなくても、ちょっとドキッとしちゃいますよね。

ましてや、悪いことしているやつからしたら、警察官って一番会いたくない人。

制服着てたら一撃で警察官だってわかっちゃいますよね。

だから、刑事は私服で捜査をするんです。

ればぞう

スーツだとカッコいいからって理由じゃないんですよ。


刑事に向いている人・必要な素質

刑事に向いている人・必要な素質

じゃあ、一体どんな人が刑事に向いているの??

刑事にとって一番大事なのは、やる気です。

やる気がなければハードな仕事をこなせません。

ればぞう

だから、このブログを見ている方は誰でも素質アリです!

とはいえ、やる気だけじゃ厳しいんじゃないかな…と思ってしまう方は、次の4つの素質を意識してみてください。

正義感が強い

何と言っても正義感が強くなければ刑事の仕事はできません。

被害者と被疑者っていう立場が一番はっきりしていてわかりやすい。

…中にはそうとも言えない事件もあるけども…。それはちょっと置いておいて。

警察官になった時点で正義感は強く持っていると思いますが、さらに一段階上の正義感を目指しましょう!

ストレス解消する方法を持っている

刑事の仕事はとてもハード。

事件は日中の時間帯だけ発生するわけではありません。一番寝たい時間帯に平気で事件は起こります。

睡眠時間がどうしても取れにくくなったりするので体力的にもきつくなりがち。

そして、被害者の生命や身体の危険が迫っていたりする場面に出くわすこともあります。

ればぞう

精神的にも肉体的にもハードな場面が多くなってくるので、うまく発散する方法を持っているといいですね。

きちんと自分なりのストレス解消方法を持っていると非常に仕事もやりやすくなります。

モチベーションが落ちそうなときには、こちらの記事も参考にしてみてください。

きっとやる気を復活させてくれることでしょう。

人間味がある

刑事の仕事はとても人間臭いです。

なぜなら、扱う事案は人間の欲望にまみれているから。

そんな時に必要になってくるのが人間味。これって絶対にAIに代わることができない部分ですよね。

ればぞう

被害にあって苦しんでいるときに、ロボットから【タイヘンデシタネ】なんて言われても…。

一緒に苦しんでくれたり、共感してくれる人に親近感を持つもの。

カッコいい刑事はクールじゃないんです。

たとえ被疑者であっても、それぞれの言い分があるんですよ。

そこに寄り添える刑事こそカッコいい!

スケジュール管理能力

スケジュール管理は社会人であれば絶対に必要なスキル。

ですが、特に刑事になった場合には最重要スキルかもしれません。

例えば、逮捕した場合。ほんとにやることがたくさんあるんですよね。細かくは書けませんが、時間との勝負。

〆切まで追われる編集者のような怒涛の日々を過ごすことになります。事件をいくつも抱えるとなおさら時間に追われ、ほんとに大変なことに。

おまけに、当直の予定と被らないようにって考えると捜査の調整するのも一苦労。

だから、事件事にしっかりスケジュール管理することが必要なんです。

刑事になりたての時って何がなんだかわからない状態だけど、忘れないためにもしっかり予定を落とし込むことがほんとに大事なんですよ。

ちなみに、現職の間よく使っていたのは卓上カレンダーやマンスリー手帳。

卓上カレンダーは仕事の合間にちらちら目に入るから、予定を覚えやすいし、デスク上に置きっぱなしだからおススメです。

ちょっと豆知識

当直ローテーションのことを考えると、日曜始まりの方が使いやすいです。当直勤務につくとわかります。(もしかしたら私がいた県だけかもしれませんが…参考まで。)

他にもジブン手帳なんかも時間管理するにはおススメですよ。

ればぞう

手帳に書くときは、個人情報の扱いだけはしっかり気を付けましょう!

”刑事になりたい”とアピールせよ

刑事になりたいとアピールせよ

大谷選手がWBCの決勝で円陣組んで言った言葉。

憧れるのをやめましょう。

これ、名言ですよね。

刑事に憧れだけ持っていても、実際に刑事になることはできません。

ればぞう

【刑事になりたい!】としっかりアピールすることがとても大事なんです。

アピールに必要なのは、次の2つ。

  1. 刑法犯を捕まえる
  2. 刑事課との接点を増やす

両方とも連動していますが、まずはここから。

刑法犯をたくさん捕まえる

何と言っても、一番効果があるのはコレ。

刑事が扱う刑法犯をたくさん捕まえること。たくさん事件を扱えば、それだけ知識も増えますよね。

刑事になりたいんだったら、まずは刑事事件を捕まえることが大事なんです。

警察組織って、やっぱり成績もあるんですよ。

英語を使う仕事に就きたいって思っていたら、英語の勉強頑張りますよね。

それと同じこと。

刑事になりたければ、刑法犯を捕まえましょう。

刑事課との接点を増やす

被疑者をたくさん捕まえることのメリットは、何も言わずとも目立つこと。

地域課で刑法犯をたくさん検挙していれば、自然と刑事課にもその情報は入ってきますから、頑張っていると必ず刑事課員の目に留まります。

刑事課員の目に留まり始めたらチャンス。

例えば、皆さんが、これから一緒に働く人を選べるとします。

もしも、やる気のある人とやる気のない人どちらか一人しか選べないとなったら、あなたならどちらを選びますか?

当然、やる気のある人ですよね。

先ほどもお話しした通り、刑事は人間臭い人がとても多いんです。

一生懸命仕事する人とは、自然と一緒に働きたくなるもの。

ここで、刑事課員の心をグッと掴んでしまえる、魔法の言葉をひとつお伝えします。

それは…

「何かお手伝いできることありますか?」

当然、自分の仕事とは別なので、サービス残業です。

今のご時世あまり表立ってお勧めはできないんですが、猫の手も借りたいほど忙しい刑事課にとっては救世主に見えてしまいます。

いずれ刑事課に行きたいなら、結果として自分の仕事を先取りしていることにもなります。

ればぞう

時間があるときは、ぜひ刑事課に顔を出してどんどん仕事を手伝っていきましょう。


刑事任用試験の心構え

刑事任用試験の心構え

刑事には、誰でもなれるわけではありません。基本的には、刑事任用試験という試験を受ける必要があります。

ただし、タイミングが合わなければ試験を受けることすらできません。

推薦がなければ受けられない

そもそも、刑事を選考するための試験。

推薦がなければ受けることができません。

だからこそ、刑法犯を検挙しているとか、刑事課に積極的に顔を出しているってことがとても大事になってきます。

よく、夢は口に出さないとかなわないと言います。

ればぞう

日ごろから、”刑事になりたい”と公言しておきましょう。

直属の上司はもちろん、刑事課員とも顔をつないでおけば、刑事への道はそう遠くはありません。

刑事になりたいということは公言しておくことが大事です。

カンタンな気持ちで受けない

せっかく推薦をもらって受験しても、落ちたら二度とチャンスは巡ってきません。

刑事任用の試験は落ちたら準備不足とみなされます。試験を受けたい、刑事になりたい、と言っているのであれば、しっかりと準備をしましょう。

試験範囲と言っても、特別難しい試験でもなく、警察学校で習った範囲になります。

せっかくやる気があっても、この試験で落ちてしまったら、もう一度受けるというのは、かなりハードルが高くなってしまいます。

ればぞう

試験を受けるチャンスをもらったのであれば、最大限有効に活用しましょう。


刑事になるために必要な最短ルート!刑事に向いてるのはどんな人?まとめ

刑事になるために必要な最短ルート!刑事に向いてるのはどんな人?まとめ

ワークライフバランスが叫ばれている中、刑事を目指すというのは厳しい選択をしようとしています。

けれど、達成感だったり、やりがいは他の仕事では決して味わえないものです。

  • 刑法犯をたくさん捕まえる
  • 刑事課に積極的に顔を出す

これは、刑事以外を目指す人にも共通して言えること。

白バイを目指すのであれば、取り締まりを頑張ればいいんです。

夢をかなえるために、出来ることはたくさんあります。ぜひ、挑戦してみてください!

応援しています。

また、刑事は話がうまいほど仕事ができる人が多いもの。読書でしっかりスキルアップしておくことも大事ですよ。こちらの記事も読んでみてください!

刑事になるための最短ルート

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