警察官の人間関係ってどうなの?ストレスが溜まりやすいタイミング

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警察官の人間関係
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こんにちは、ればぞうです。

警察官ってストレスが溜まりやすいって聞くけど、自分にやっていけるか不安だな。

これから警察官を目指そうとしている人にとってみたら、ストレスの多い職場だと不安ですよね。確かに、警察官の仕事はストレスの宝庫。

  • 実際に働いている人は、ストレスに強い
  • 強くないと警察官になれないんじゃないか

こんな風に思ってしまいますよね。

ればぞう

でも、警察官だって人間です。

確かにストレスに強い人が多いかもしれませんが、どのタイミングでストレスを感じるのか、知っているだけで、対処の仕方も見つけられます。

例えば、ロールプレイングのゲームでも、あらかじめ、こんな敵が来るってわかっていれば、必要な武器が用意できますよね。

知っておくのと知らないで突入するのでは、状況は変わってきます。

今回は、これから警察官を目指している人向けに

  • 警察官の人間関係
  • ストレスがかかりやすいタイミング

などについて解説していきます。

これから警察官を目指す人や、警察官が家族にいたり、彼氏彼女が警察官でいる場合は、知っておいてあげればサポートもしやすくなります。

ぜひ最後までご覧ください。


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目次

警察組織の中で求められる(好かれる)人材・・・愚直

警察組織の中で求められる(好かれる)人材・・・愚直

ストレスをためない方法の一つに、周りから好かれるスキルを身に付けておくことは大事。

警察官から好かれる人材、知ってますか?

それは、愚直な人。

愚直(ぐちょく)と読みます。

警察官になると、徹底的に刷り込まれる言葉。愚直。

意味は、正直に一途なこと。馬鹿正直であること。

想像すればわかりますよね。

ればぞう

どうしても、警察社会は階級社会。上司の命令は絶対です。

多少仕事ができなくても、素直に報告できれば、どうにかカバーできる仕事がほとんどなんです。

逆に、隠されたりすると取り返しがつかないことばかり。

そうすると、必然的に仕事を一緒にしたくなくなりますよね。

求められるのは、素直で、なんでも一生懸命に取り組む人となるのは、当然と言えば当然なのでしょう。

馬鹿でもいい、素直であれ。

これが警察官の基本です。

警察官の人間関係は濃くて厳しい

警察官の人間関係は濃くて厳しい

警察組織内の人間関係をカンタンに言うなら、『濃くて厳しい』。

組織内の人間関係はしっかり固めておかないと、警察社会で生きていくのはつらく、大変になります。

そもそも、仕事をするということは、共通の敵を倒すみたいなものですよね。

これは、他の会社でも同じです。

社員が一丸となったとき、すごいパワーが生まれます。まとまりのある会社は、それだけ勢いもある。

ただ、警察官はちょっとそれが重いだけ。

犯罪を平気で遂行してくる人間と戦っているのに、内部でごたごたしてられません。

ということは、内部をしっかり固めておく必要がある。

ればぞう

だから、人間関係、めちゃ濃いです。

警察の仕事はチームプレイで乗り切るしかない

警察の仕事って、一人だけで解決できる仕事はほとんどありません。

刃物を持った被疑者と対峙したとき、一人で対応するよりも、複数で対応したほうが絶対にいい。

ればぞう

特に、当直の勤務をするようになると実感するはず。

当直は、夜間勤務の大変さをを一緒に乗り越える仲間。

『今日泊りなんだ、よろしくね。』

なんて声掛けがあったり。

そうでもしないと、当直頑張れませんよ。

もしも、当直班の仲が悪いとほんとにきつい。

となると、必然的に、人間関係は濃い目になります。信頼してないと、キツイ仕事を一緒に乗り越えられませんから。

飲み会がやたら多い

一緒にご飯を食べると仲良くなるってのはビジネスの基本中の基本。

ですが・・・。

ればぞう

この飲み会、かなりの頻度で開催されます。

確かに飲みに行くと仲良くはなれます。

付き合いがあまり得意ではないと思っていたとしても、たまには行ってもいいかもしれません。

気が合う人に巡り合う可能性もなかなか高確率であるんです。

特に、警察官の他の部署との合同の飲み会なんかは行った方がいい。

顔を知っているだけで、その後の仕事が格段にしやすくなること、多々あります。

別に飲みに行かなくても、食事会でもいいじゃんって思う方もいるかもしれませんが、そのあたりはまだ古い体制が残っているので、ちょっと難しいかも。

階級社会

警察組織は、誰もが知っての通り『階級社会』。

上司の命令は絶対です。

・年下であっても、上司なら言うことは聞かなければならない
・年下であっても、先輩だったら言うことはきかなければならない

これが結構嫌だという人もいるんですが、仕方ありません。

諸悪の根源になる部分でもありますが、警察に関しては致し方ないことの方が大きいです。

なぜなら、責任を取る人間をはっきりさせないと、命の危険に直結するから。

荒れた現場で、部下の意見も聞き取って…なんてやってたら、危険にさらすことにもなりかねません。

階級社会であるということは、ある種理にかなっているとも言えますね。

ればぞう

逆を返せば、自分だけで解決しようなんて思わなくていいんですよ。

たいてい警察の仕事なんて、自分1人で解決できるようなものでないことがほとんど。

助けを借りまくって解決していくものなんです。

巡査は巡査部長にすぐ報告すれば、もう巡査の義務は果たしています。

巡査部長はさらに警部補に相談する。

そこで解決できるなら、それでオッケー。解決できそうになければ、さらに上司に相談すればいい。

階級社会もきついだけではありませんよ。

最初の難関、警察学校でのふるい落とし

最初の難関、警察学校でのふるい落とし

警察学校はメンタルを鍛える場所。

ればぞう

最初に言っておくと、生半可な気持ちでは乗り切れません。

理不尽な仕打ちは数知れず。
最初は戸惑うこと必至。

でも、警察学校をクリア出来たら、そこそこのメンタルはあるとも言えるでしょう。

教官ってどんな感じ?

警察官採用試験に合格し、警察学校に入校すると、初任科生となります。

警察官として必要な知識を学ぶ場所。

それと同時に、ストレスへの耐性を強めていく場所でもあります。

教官は、最初のストレス関門。

理不尽な仕打ちは、当然のようにあります。

・『この人たち本気でこんなこと言ってんのかな。』
・『理不尽すぎるんだけど・・・。』

誰もが一度はこんなこと考えます。

卒業してから、その理由はわかるでしょう。

教官からの理不尽な言動は、そっくりそのまま現場で浴びせられます。

というより、現場の方がひどいです。

教官の言葉がきついというのなら、残念ですが、他の職を探したほうがご自身のためにも良いと思います。

教官は、警察学校の生徒のことが嫌いでやっているわけではありません。

必要な訓練なんです。

これも仕事だと思って、耐えましょう。

警察官である以上、同期は一生の宝

全く見ず知らずの人と班がいっしょになり、いきなりの同居生活。

ストレスですよね。

共通点は、採用試験に合格した、警察官のたまごってくらい。

ドラマ『教場』を見ればなんとなくのイメージはつかめるかもしれません。

ぞうさん

ところで、同期って足の引っ張り合いをしているの?

確かに、競争だから、足の引っ張り合いをしているっていう記事も中にはあります。

正直なところ、よっぽど性格の悪い奴がいない限り、足を引っ張り合ってる暇はありません。

確かに、学校の成績はその後の警察人生に関係することもあるので、優秀な成績を取りたいという人は一定数います。

ればぞう

でもそれよりも、連帯責任の方がきつかったので、助け合ってることの方が多いんですよ。

出し抜いたところで、クラスの中に出来ない人がいたら、腕立てがあったり、走ってこいと言われたり。

そこを恨んでも仕方ないので、助け合う方を選ぶクラスの方が多いんじゃないかな。

仲間を見捨てるわけにはいかないっていうのを体現しているんだと。

今、思い返せばそうだったんじゃないかなと思います。

現場に配置されてからは、同期の動向は気になりますし、同期が昇任していったら、『これ、同期なんですよね~』なんてちょっと自慢気に話したり。

ちょっと変わってますよね。

普通の友達とはちょっと違うし、同僚っていうのもちょっと違う。

まさに、同じ釜の飯を食う仲間。

絆が深くなるのは、警察学校の同期です。

辛いことも嬉しいことも分かち合うので、警察人生には間違いなく必要な人たちです。

ここでうまくいかないと、ちょっとキビシイ警察人生になってしまうかもしれません。

ればぞう

なるべく仲間を作れるように動くことをおススメします。

警察署に配属されてから

警察署に配属されてから

警察学校が卒業できれば、ひととおりのストレス耐性はついたとは思いますが、それでもまだまだ試練は続きます。

問題は、最初の所属。

悩みをなるべく抱えないように対応できる体制にはなっているようですが、また環境がガラッと変わるもの。

ストレスがかかるのは間違いありません。

警察署内の人間関係

基本的には地域課に配置されますが、この地域課、なかなかクセのある人も多くいます。

一昔前は、仕事をしない上司につくのは日常茶飯事。

これ、あまりよくはないんですが、上司が仕事しないと部下は育つもの。

ればぞう

万が一、仕事をしない人のもとについてしまったときには、チャンスだと思ってどんどん仕事しちゃいましょう。

報告だけは忘れずに。

もし、ダメだと思ったら、すぐに先輩、他の交番の上司に相談してください。

今は教育体制がほんとにしっかりしていて、大切に育ててくれるので、不安に思うことがあっても相談できる環境ではあるはずですが。

絶対に無理はしないこと。

一般市民との対峙

教官が理不尽に怒ったりした理由をここで理解できるはずです。

いかに警察学校が恵まれた環境だったかがわかる瞬間。交番に配置され、市民の方と話すときは緊張します。

警察学校卒業してきたばかりですなんて、通用しない。

当然、【制服着てるんだから、警察官でしょ】って見られてしまいます。

被疑者や被害者などの事件関係者もいますし、中でも一番のストレスは交通違反。

切符処理はほんとに苦痛でしかありませんでした。基本的に、わざと違反する人っていないから。

誰もが違反者にはなりえます。車を運転している以上は。

善良な一般市民だけではありません。いちゃもんを付けて来る人も多くいます。

理不尽な言葉をたくさん浴びれば浴びるほど、耐性ついていきます。

ればぞう

レベル上げだと思って、頑張って対応しましょう。

でも、ストレス感じたらすぐに発散しておいたほうがいいですよ。

慣れてきたころに刑事実習

交番の勤務に慣れてきたころ、刑事実習があります。

場合によっては、いろんな課を経験できる都道府県警もあるようですが、基本的には刑事課での実習となります。

刑事手続きを知ってるのと知ってないのとでは雲泥の差。

刑事課での実習は数週間。ここは各都道府県で違ってくると思いますが。

ればぞう

この実習がきっかけで刑事を目指そうとする人もちらほらでてくる魅力的な実習です。

刑事の仕事はほんとに大変ですが、一番目的がはっきりしているかもしれませんね。

悪い奴を捕まえる。
そのために必要な捜査をする。

ただ、この実習もなかなかハードなんです。

実際に刑事課員と行動を共にするので、いかにキツイ仕事をしているのかも垣間見ることができます。

刑事に憧れてたけど、自分にはできないかもしれないと気持ち的落ちることもしばしば。

ですが、刑事こそ若い時しか挑戦できない仕事かもしれませんので、積極的に動いてみましょう。

ればぞう

刑事を目指している人は、この実習は本当に有意義になること間違いなし。

ここで刑事課の先輩にアピールするのは、かなりの近道になるはず。

刑事になりたいと思っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

警察官につきものの人事異動

警察官につきものの人事異動

警察官に、人事異動はつきものです。

新しい環境に慣れるのがまた大変・・・。

自分が異動する方はもちろん大変なんですが、異動によって上司が変わったりすると、環境は激変します。

人事異動期は、どれだけ警察官を長くやっていてもソワソワしてしまうものなんです。

人間関係が広がっていると異動は楽

少しでも知っている人がいると声をかけてもらえたりするのが警察社会。

人間関係が広がっていると、異動は比較的楽に迎えることができます。

例えば、今の職場の人が、【今度うちの署から、りりればさんがそっち行くからよろしくね~】なんて電話してくれたり。

いい関係ができていればこんな風に連絡とってくれたりします。

ればぞう

逆を返せば悪いうわさも飛んでくるもの。

【こんどそっちに行く山本さん、パワハラするみたいだよ】とか。

【やばい人行くから気を付けてね】なんて電話がきたり。

知り合いが増えてくると、知っている人と同じ所属になる可能性も必然的に高くなります。

県警の規模にもよりますが。

いじめはあるのか

はっきりいって、人が集まればどんなところでもいじめはあります。

ないとは言えません。

理不尽な上司・先輩・同僚はどこにもいるから。

大事なのは、逃げる方法を知っておくこと。

ればぞう

潰れる前に相談する方法は、しっかり確認しておきましょう。

同期だったり、教官だったり、先輩だったり。

ここで大事になってくるのが、同期。かなり頼りになります。

中にはとんでもないクズもいるので、そこはもう、必要最低限の話だけしか交わさない方法でいいと思います。

仕事がしにくくなるから我慢している人も多いですが、ひどくなる前に必ず相談してください。

もしも人間関係の構築に失敗したら

もしも人間家計の構築に失敗したら

例え、警察官を辞めても何とかなります。

でも、辞めたくないのであれば、構築し直せばいいんです。

失敗しちゃったからもうだめだと諦めることはありません。

置かれた場所で、咲きなさいという本がありますが、これと同じ。

配置されている場所で自分のできる仕事をしっかりやる。

ればぞう

見てくれている人は必ずいます。

今現在置かれている場所で腐っていたら、それこそ救えるものも救えなくなってしまいます。

辞めたって大したことではありません。

よく、警察官からの転職は難しいといわれますが、仕事は選ばなければたくさんあります。

もしくは、割り切って自分の仕事だけはしっかりやって、給料はもらうという選択肢もありです。

辞めたらどうなるのかって考えると不安になると思いますので、よろしければこちらの記事を参考にしてみてください。

警察官の人間関係ってどうなの?ストレスが溜まりやすいタイミング まとめ

警察官の人間関係ってどうなの?ストレスが溜まりやすいタイミング まとめ

警察組織の人間関係はとっても濃いです。

民間企業では考えられないほど濃いめです。

濃い人間関係を構築しているだけでもストレスですが、これに仕事が入ってくるとさらにストレスを感じてしまうこともあります。

大事なのは、ストレスがかかりやすいタイミングを理解しておくこと。

そして、ストレスがかかってきたなと思ったら、適度に発散することがとても大事です。

たいてい、警察官は睡眠が不足していることも多いので、こちらもぜひ読んでみてください!


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