こんにちは、ればぞうです。
警察官と結婚する場合って、専業主婦じゃないと難しいのかな?
確かに、警察官は仕事を優先しなければならない場面が多々あります。とはいえ、警察官の配偶者が、全員専業主婦であるわけではありません。警察官という職業を選んだ人を配偶者にするには、やはり知っておいた方がいいことも。
今回は、警察官と結婚した場合、共働きが実現できそうかどうかについて解説していこうと思います。
警察官との結婚メリット・デメリット
好き同志で結婚するなら、メリットやデメリットなんて関係ないでしょ!
こんな風に思いがちですが、警察官っていう職業はかなり特殊。
『こんなはずじゃなかった~』と思うのか、それとも『ある程度覚悟はできていた』と思うのかは、すごく大事なことなんです。
どんな職業の人と結婚するにしてもすり合わせは必要ですよね。
メリットやデメリットを頭に入れておいて損することはありません。
一緒に確認していきましょう!
配偶者が警察官であるメリット
1 収入が安定している
何と言っても収入の安定はありがたいですよね。ボーナスもしっかり入ってきますし、他の公務員と比べると手当も手厚い。
公務員なので、福利厚生関係もしっかりしている。
よっぽどの散財をしない限り、収入で困ることはないはずです。
2 頼りになるし社会的な信用がある
ざっくりいえば、警察官の仕事ってトラブル解決が生業。
何かあったときには確かに頼りになります。
そして何より社会的な信用がとても高い。
『職業は警察官です。』っていえば、もれなく信用されます。
マイホームを購入するときなんかはかなり有利に働くことも。
とはいえ、マイホームを買うってときは、慎重な判断が必要になってきます。こちらの記事も合わせてお読みください。
3 子供が憧れる仕事
仕事の内容がはっきりしていて、イメージしやすく子供は憧れてくれます。
子供の友達も憧れてくれます。
『お父さんの仕事って何??』
っていう問いかけに『警察官だよ』と言えば理解できます。
説明しやすいってのはありがたいですね。
誇れる仕事であることは間違いありません。
4 制服姿は3割増しでかっこよく見える
制服姿ってカッコいいですよね。
ビシッと決まっているので、3割増しでかっこよく見えます。
ゲレンデでは3割増しでかわいく見える理論です。
制服もきっちりクリーニングするように教育されますので、ダルダルの制服を着ている警察官ってあまり見ませんよね。
もし、きちんとしていなければ、上司から結構しっかり注意されます。
頼りがいのある、ビシッとした姿は確かにカッコいいもの。
でも、3割増しでかっこよく見えているってことは意識しておきましょう。
制服姿に惚れてしまった場合は…他にもいいところを見つけましょう。
配偶者が警察官 デメリット
1 仕事を優先する場面多数
家庭より仕事を優先しなければならない場面は、思いのほか多いです。
私自身も警察官でしたが、それでも『なんで仕事なの!?』となってしまうことも。
頭ではわかっているつもりでも、仕事を優先ばかりされてしまうと、色々と溜まってくるもの。
配属されている部署にもよりますが、呼び出しも残業も多いと思っていたほうがいいです。
真面目な人が多い職場ですし、呼び出されればしっかり対応します。
事件や事故はどうしても発生するものとはいえ、家族からすると我慢することも多いんですよ。
警察官がヒマになる世の中になれば、家庭も平和になるんですけどね。
2 ワンオペになる覚悟
家族との約束よりも、仕事を優先させなければならないのは、先ほどお話しした通りです。
特に、子育てでワンオペになる人多数。
この辺を少しずつ改善しようとしているみたいですが、現段階ではまだワンオペになる可能性が大です。
子供がいる以上は、ちゃんと仕事もセーブしてほしいけど…。どうもうまくいきませんね。
かなり課題だと思います。
3 異動・転勤が多い
地方公務員であれば、採用された都道府県内の異動は必ずあります。一応、希望は聞かれますが、希望通りになったことは、ない。
最大で通勤2時間程度はありえます。
通勤時間って、ほんとに無駄なんですけど、ここは仕方ないですね。警察官にとって、人事異動はつきものです。こちらの記事も参考にしてみてください。
4 危険にさらされることもある
ここは、警察官の宿命。
警察官に限らず、消防士や自衛隊員だってそう。
殉職しないように訓練はしていますが危険と隣り合わせの仕事であることは間違いありません。
現場に出ることが多い部署は特に注意が必要です。
警察官が脱走した犬に噛まれる事案は、何件か取り扱ったことがあります。
警察官の配偶者はどんな職業が多い?
男性警察官が多いので、男性警察官が夫の場合を想定します。
女性警察官(職員も含め)の場合、相手が男性警察官のパターンが圧倒的に多数。
そもそも、出会いはないし、出会ったとしても警察官って強そうだし敬遠されがちなんですよね…。
この辺についてはまた改めて。
パターン1 専業主婦
現状では、このパターンが一番多いのかもしれません。扶養の範囲内でパート勤務をしたり。
実際、家のことは丸投げの警察官がどうしても多くなっているので、共働きが難しくなって専業主婦になることも。
私の周りにも、働かないで家にいてほしいって同僚結構いたんですよね。
感覚としては理解できますが、価値観が刷新されていないのを痛感していました。
ここからは少し私見が入ります。
このパターンの問題は、仕事だと言えば許されると思っている人がやや多めの印象。家のことは任せているから、仕事は終わっているはずなのに、家に帰らずに飲み会も行ける。家のことを気にする必要がないから、しなくていい残業をすることも。
中にはちゃんとしている人も、もちろんいますよ。
パターン2 警察官もしくは警察職員
次に多いのはこのパターン。
女性側からすると、圧倒的に相手が警察官ってことが多いんですが、職場内恋愛かなりあります。
理由としては2点。
- お互いの仕事を理解している
- 単純に一緒に過ごす時間が長いので恋に落ちやすい
仕事で顔を合わせる時間が長くなりがちなので、恋愛に発展はしやすいかもしれません。
ただし、この場合、双方警察官だから、女性が仕事をセーブするパターンが多いです。
女性が働きやすい職場にはなりつつあるんですが・・・。
家庭も仕事も女性が頑張ってねっていう状況に陥っている感じです。
パターン3 看護師
合コンで出会うパターンだと、相手が看護師は多めです。
夜勤があったり、仕事を優先しないといけないって面で共感できる面があるから。
警察官って仕事は、理解がないとなかなか続けにくい仕事なのかもしれませんね。
パターン4 民間企業
たまにいるのが、民間企業で働いているパターン。相手が先生や他の公務員であることも。
自分の勝手なイメージですが、このパターンの場合、仕事ができる警察官であることが多い印象があります。
相手が民間企業でフルタイムで働いている場合、仕事の調整をしっかりしている人が多いんですよ。
例えば、朝の保育園だけは送ってからきて、始業時間ギリギリに来たり。帰れるときはきっちり定時に帰って迎えに行ったり。もちろん、仕事は手を抜かない。
仕事と家庭のバランスが取れているんです。
調整しようと思えばできる場面もあるので、もっとこういう人が増えてくれればいいのにな~と思っています。
旦那が警部になったとき、環境は激変することを覚悟しておく
警察官と結婚する場合、警部になると言い出したら相当な覚悟が必要になってきます。
警部補と警部では、環境がガラッと変わります。
今まで以上に、仕事への比重は重くのしかかることに。
確かに、出世して給料は上がるかもしれませんが、しばらくプライベートで出かけることはあきらめないといけなくなるでしょう。
単身赴任は当たり前。
刑事課長になった日には…家庭の関係で何かお願いするようなことは叶わないと思っておいた方がよいです。
相手が女性警察官、同業であったとしてもこの問題かなり根深いと思います。
出世は喜ばしいことですが、すれ違いが生じる原因になりがちです。
しっかりと話し合いをするべきでしょう。警部と警部補の違いについて書いた記事はこちらです。参考にしてみてください。
警察官と結婚して共働きを続けることはできるのか? まとめ
どうしても、家庭より仕事を優先しなければならない場面が多くある仕事なのは否めません。
とはいえ、警察官であったとしても、仕事を調整して家庭もしっかり守ろうとしている人も多くいます。
結婚する前に、相手が家庭とどう向き合おうとしているかはしっかり話しておく必要があります。
働きたいと思っているのであれば、きちんとすり合わせをしておかないと、『こんなはずじゃなかった・・・』なんてことになりかねません。
相手が警察官であるか否かにかかわらず、結婚生活を進めていく上で、どうやって家庭を回していくかはしっかり話し合う必要があります。
警察官の配偶者は、専業主婦にならないといけないわけではありません。
うまく調整して共働きをしている家庭も多々あります。
まずは、しっかりと話し合う機会を設けるようにしていきましょう!
体が資本の警察官は、しっかり休息を取ることがとても大事。
非番はしっかり帰るようにすることから始めましょう。
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