公務員・警察官が取得できる転職に有利な資格【宅建士】

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退職してからですが、宅建士の資格を取得しました。なぜ、宅建士を取得したのかというと…

ればぞう

【士業にあこがれたから】というのが率直な理由です。

弁護士、司法書士、税理士など、『士』と就く職業は、独立がかのうです。もちろん、この資格があれば、転職にもかなり有利に働きます。

つまり、資格さえあれば食べていける職種でもあります。

公務員という安定した今の仕事がうまくいかなくなって転職することになったとしても、この資格を持っているだけでなんとかなるっていう資格のひとつ。

しかも、自宅を購入するときにも使える知識があったりして、取っていて損することはありません。

受験資格は?
公務員・警察官でも取得できるの?
勉強時間はどれくらい?

ればぞう

こんな疑問にお答えいたします!

目次

宅建士ってどんな資格?

宅建士ってどんな資格?重要事項説明 契約書面

宅建士って一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

正式名称は【宅地建物取引士】。
不動産の取引の時には必ず必要な職業です。

でも、具体的にどんなことをする職業なのかってよくわかりませんよね。

宅建士だけに許可された独占業務がある

宅建士は、いわゆる、”士業”。

専門的な資格になります。

独占業務があり、これは宅建士だけに許可された業務になります。

  •  重要事項説明
  •  35条書面(重要事項説明書類)への記名
  •  37条書面(契約書面)への記名

不動産の売買取引をする際には、必ず宅建士を必要とします。

このため、不動産の取引がある以上、決してなくならない職種でもあります。

宅建士の資格さえあれば、独立することだって可能です。

不動産業を営む場合、従業員5人につき1人の宅建士がいなければ営業できないという規定があります。

なかなか不動産業はブラックというイメージがあると思いますが、宅建士がいなければそもそも不動産業の営業ができないんですよ。

資格を持っているだけで就職活動ではかなり有利になるでしょう。

宅建士を取得する人はどんな人?

受験会場には、本当に幅広い年代の人がいました。

  •  不動産業界で働きたい人、働いている人
  •  学生
  •  年配の方

誰でも受験できるっていうのはとても魅力です。

ればぞう

それに、不動産の勉強はしておくと本当に使う場面が多い!

なんてったって人間が生きていくうえで必要な【衣・食・住】の【住】。

なにより、住む場所って人生でかなり大きなウェイトを占めていますよね。

そして、絶対失敗したくないのが【住】でもあります。

マイホームを買うときなんて、あまり勉強しないで購入しているのではないかと思うことは多かったし、残念なことにあくどい業者がいるのも現実。

トラブルもなかなか多いんですよ。

少なくとも自分の周りに知識のある人はいなかったし、業者の言いなりな部分があったのは事実です。

勉強していてもっと早く知っておけばよかったな~と思うことがちょいちょいありました。

ればぞう

不動産業界にいなくても、勉強しておくと本当に使えます。

公務員・警察官におススメする理由

40代くらいで転職を考えたとき、ネックになってくるのは転職先がないこと。

その点、宅建士の資格があれば不動産業界では必要としてもらえます。

ましてや、その気になれば独立だってできちゃう。

これ以外にも、公務員や警察官の職業柄、不動産の知識って実は必要だったり。

もちろん、公務員のまま宅建士の資格を使って仕事することはできませんが、扱う事案で意外と多いのが、不動産関係。

不動産の知識があれば、今の仕事に役立てることも可能です。

ればぞう

転職だけじゃなく、今の仕事にも活かせるのはウレシイですね!

仕事だけじゃなく、自分がマイホームを買うかもしれない場面では必ず役に立ちます。
こちらの記事も参考にしてみてください。

受験資格は?試験について

受験資格は?試験について 試験日程 合格ライン 

宅建士は国家資格です。
毎年20万人前後が受験しています。

4肢択一のマークシート方式なので、比較的受験はしやすいです。

ればぞう

警察の昇任試験よりも選択肢は1問少ない!

受験資格

国家資格って色々制限があることが多いのですが、宅建士に関しては、誰でも受験できる!

これはかなり大きなポイントなのではないでしょうか。

もちろん年齢制限も学歴も関係なし。

最年少では12歳から最高齢は79歳で取得した事例も。

試験日程と合格ライン

本試験は10月です。年に一度のチャンスです。

年々難しくなってきていて50点中35点取れば大丈夫と言われていたこともありました。

最近は受験者のレベルもどんどん上がってきており、38点が合格ラインだったこともあります。

8割の40点を目指して勉強を進めていくことをおすすめします。

ちなみに、私は本当にギリギリ…。37点。

その年の合格点は36点。

自己採点ができるので、問題集は持ち帰ってきましょう。

試験日程について詳しくはこちらのホームページを確認してください。

→ 不動産適正取引推進機構ホームページ

受験科目

科目は4科目。

2時間で50問です。

  1. 宅建業法 20問
  2. 法令上の制限 8問
  3. その他の法令 8問
  4. 権利関係 14問

宅建業法は比較的イメージもしやすく、点も取りやすい科目です。

宅建業法は満点を取ろうと思えば取れます。なるべく満点取る気でいくと後が楽です。

特に権利関係は年々難しくなってきており、範囲も広いため点数を伸ばすのが結構難しい。

あとの2科目もなかなかクセのある科目でもありますが、過去問で慣れて行けば意外と点数に結びつきます。

このなかでどうやって38点以上(40点取れれば結構安全)取るかを考えて勉強を進めましょう!



宅建の資格を取るためにやったこと

宅建の資格を取るためにやったこと 独学 通信教育 フォーサイト 問題の解き方

受験して思ったことは、とにかく問題を解きまくれば点数が取れる、という感覚です。

独学か通信教育か迷う人もいらっしゃるかと思いますが、問題をやりこめば難しくはないような感じもしました。

独学?通信教育?

独学でもできるかもしれませんが、結局私は通信教育を受けました。

フォーサイトのテキストはフルカラーで読みやすかったし、問題集も使いやすかったです。

スマホで講座を受講することもできるし、結構重宝したのはアプリでの一問一答。

なかなかまとまった時間が取れないときには一問一答で問題を解きまくっていました。

問題を解くときのポイント

宅建試験は4肢択一です。

おススメの勉強の仕方は、ひとつひとつ理由を書いていく方法。ただし、時間はかなりかかります。

選択肢全てに対して、〇にした理由や×にした理由をしっかり書いていく。このやり方は、本当に勉強になりました。

なんとなく○をつけたり、×をつけたりっていうことがなくなるので、頭に残りやすくなります。

ぞうさん

昇任試験の勉強でも使える方法だね!

解答したら、1問ずつテキストに戻って該当する問題の箇所を見返し、何回も繰り返し問題集を解きました。

3周から4周はしたと思います。

問題を数多く解くことも必要ですが、最初のうちは理由をきちんと考えながらやることが大事。すごく大変だったけど、理解が深まりました。

このやり方はおすすめですよ!

【40代を後悔しない!#9】宅建士の資格を取得してみた まとめ

【40代を後悔しない!#9】宅建士の資格を取得してみた まとめ

不動産は人生の節目節目で必ず関わってくるものです。

資格取得しておけば後々独立の夢もふくらみます。

賃貸にしても、売買にしても、不動産の知識を持っていることってすごく大事だなと思いました。

興味を持った方はぜひ勉強してみてください!

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